前回の投稿で「ダイエットを大きく漠然ととらえずに、各要素に分解してそれぞれに必要なアプローチをしていく必要がある」というのはなんとな〜く理解できたかなと思います。
今回は、その中でも特にダイエットとは切っても切り離せない「食事」についてお話ししていきます。

食事制限と聞くと身構えてしまうという方も、肩の力を抜いて読んでみてください!
↓前回の記事はこちら
食事制限についてよく耳にする情報



「夜にたくさん食べると太る」は本当?



「◯◯を食べると太りやすい、△△を食べると痩せやすい」は本当?
こういった情報を目にしたことがある方もたくさんいらっしゃいますよね。
・就寝前の食事によって胃腸に負担がかかり、睡眠の質が下がる
・揚げ物などはカロリーが多く、お腹いっぱいまで食べると多くのカロリーを摂取する
もちろん、これらのようなリスクは考慮しなければなりません。
しかし、「〇〇時以降に食べると太る」や「〇〇を食べると太る」といった事は迷信です。
改めておさらいをしますが、基本的に太る太らないを決定する要因は「カロリーの収支」です。
このカロリー収支を考慮した上で、食事制限のストレスと上手に付き合っていくことこそがダイエット成功への鍵だと僕は考えています。
カロリー収支とは
カロリー収支とは、「摂取したカロリー」と「消費したカロリー」の収支のことです。
毎月の給与、支払い、貯金に例えてみましょう。
① 収入と支出が同等の場合


この場合、給与から貯金に回す余剰がないため、貯金額にも変動はありません。
② 収入が支出を上回っている場合


この場合、支払い後に残る余剰資金は貯金として蓄えられることになります。
③ 収入を支出が上回っている場合


この場合、給与では支払きれないため、貯金を切り崩して支払いに充当します。
このようなイメージをなとなーく持ってみましょう。
いつ給与が振り込まれても、1円の価値に変動はない
ここで冒頭の疑問を改めてみてみましょう。



「夜にたくさん食べると太る」は本当?



「◯◯を食べると太りやすい、△△を食べると痩せやすい」は本当?
この疑問対する僕の回答はこうです。



1日に振り込まれても、31日に振り込まれても、円の価値は同じ
就業先から振り込まれても、副業による収入でも、円の価値は同じ
為替が〜とか、円高が〜とか、円安が〜とか、物価が〜とかはいったん無視してください笑
つまり…
このポイントをしっかりとおさえましょう!
僕の考え方では、ダイエットを行う上で「摂取<消費」が守られていれば、基本的には何時に何を食べてもOK!
その中で、3大栄養素のバランスや、それぞれが持つカロリーについては、また少しずつ学んでいきましょう!
僕たちの体はシンデレラにかけられた魔法ではない



大変!0時までに帰らないと魔法が解けてしまうわ!
シンデレラにはこんなシーンがありましたよね。
このシーンを僕たちの体に置き換えるとこんな感じです。



大変!0時までに◯◯kcal消費しないと体脂肪になってしまうわ!
安心してください笑
僕たちの体はこんな風にはできていません。
さきほどの話では、摂取<消費がダイエットの大原則だとお伝えしました。
だからといって、24時間ごとにメーターがあって、1日ごとの余剰分がその度に合成されるわけではないんです。
その日に摂取していいカロリーに収まっているなら、安心して食べてください。
「じゃあ今食べた分を明日運動すればいいや〜」って考えは、ダイエット成功から遠ざかってしまうのであまりオススメはしません笑
人と食事をする用事がある時だけこの考え方にしましょう!
まとめ
今回の記事では、ダイエットにおける食事の考え方をご紹介しました。
前回お話ししたように、とにかく食べないで、頑張って運動して、、こんなダイエットは卒業しましょう!
闇雲に我慢するのではなく、自分が食べてもいいカロリーを把握して、その中である程度自由にストレスを溜め込まない食事制限をのんびり続けていきましょう。
歩いてる最中は長い道のりに感じても、振り返ってみたら「こんなに歩いたんだな〜」って思える時がきっと来ます。
たまには座って休憩したり、ジュース飲んだり、友達とお話ししたり、歩くのが苦じゃないメンタルを手にいれる工夫をして「自分にあった内容、ペースで歩き続けられるかどうか」がとっても大切です。
必ずしも、ささみとブロッコリー生活を送らないと痩せられないわけではないんです笑
次回は食事制限の実践編を投稿します!
摂取していいカロリーを決めるためには、消費するカロリーを知らなければなりません。
筋肉を向上、維持するためにはタンパク質の摂取は欠かせません。
これらのバランス等についての記事を投稿いたしますので、お楽しみに!